今年度より、山藤塾の新たな試みとして、年間を通しての講座を開催することにいたしました。その第1期生として30名限定で募集を行います。コンセプトとしては、「非宗教的宗教～宗教ではなくとも我々には拠り所は必要である～」としました。言葉としては奇妙で難しいと感じるかもしれませんが、我々が信じる「拠り所」というものは本来生きていく上で必要なものであると私は常々思っています。それが宗教であってももちろんいいのですが、宗教という括りではなくとも（それが執着という弊害になることも人によってはあるでしょうし…）何か自分で握っておくものがあればそれでもいいのではないかなと。と、いうところから、今年の塾の物語は始まっています。そしてそれは日本人らしい自分自身の価値観に寄り添うもの、日常的な倫理観、または大きな世界観、自然観、宇宙観のようなものでもいいのではとも。もしかしたら会社さえもその拠り所としてのコミュニティーという存在でもいいのではないかと思いますし、ウチの法人も専門学校もそういう拠り所だと自負しています。なので、宗教も入れてあるし宗教じゃないのも色々入れてある。そんな今年度の塾です。実際の本校の教育の中で私が実践してる外部講師による「医療人特論」の講座をそのまま大人向けにしてみました。さて、大人には理解できて響くのかなぁ～…(^^; (笑)
そして、このたびの講座は、その自分形成において、様々な分野で私が「ホンモノ」と信じている方々の話を聞き、対話を繰り広げることによって自分の中の「体験」を増やすことを目的としています。この講座を受けたらどういう効果があるとか、最終的な目標とかは設定いたしません。自分自身の中に響くものがあると感じた方にご自身の判断でご参加いただけたらと思っています。ただ、講師陣がスペシャルであることだけは胸を張って言わせていただきます。そして何より私自身が一番話を聞くのを楽しみにしています。時間やお金、家族、仕事の制約など、様々な葛藤や壁を乗り越えてこの塾に参加される1期生の方々は後々きっと伝説となる…と私は思っています。