山藤 賢

医療法人社団昭和育英会理事長。昭和医療技術専門学校学校長。医学博士。

1972年9月14日東京都生まれ。昭和大学医学部、同大学院医学研究科外科系整形外科修了。

臨床検査技師教育の分野では日本臨床検査学教育協議会の理事を長年務め、全国短期大学専門学校部会会長なども務める。

幼稚園から始めたサッカーでは暁星中学校時代にレギュラーとして東京都大会優勝、全国大会出場を経験。しかし暁星高校2年生の時に、ケガ、人間関係(顧問、両親、友人)の悩みから心を病み、サッカー部を退部、自殺をしに森を彷徨うまでの経験をした後、医学部を目指し、偏差値39からいきなり猛勉強を始め、現役で昭和大学医学部に合格。受験した大学は全て合格し、通った予備校では奇跡と言われ伝説となる(笑)

医師となってからは整形外科専門医、スポーツドクターとして、Jリーグ、サッカー日本代表各世代のチームドクターを歴任。サッカー日本女子代表・なでしこジャパンではオリンピック、ワールドカップなどをベンチに入り共に戦い抜いた。現在は東京都サッカー協会医学委員会委員長、2020東京オリンピック・パラリンピックでは現場のトップとしてメディカルアドバイザーを務めた。

その教育論、人材育成、経営論は多くの共感を呼び、講演依頼、執筆依頼も数多く、著書に『社会人になるということ』(幻冬舎)、『働き方の処方箋~人生を肯定的に生きる~』(医歯薬出版)、『森のような経営~社員が驚くほど自由で生き生きする。「心理的安全性」に溢れた組織づくり~』(山田博共著/ワニプラス)、『社会人になるということ令和版』(幻冬舎)などがあり、近著は書店週間ビジネス書ランキング1位になるなど現在注目の教育者、経営者、リーダーでもある。

趣味は仕事と学校長と自ら語り、旅と冒険、馬(乗れもするけれどもちろん券を買う方)が大好き。

また小学校から高校までの同級生である歌舞伎役者10代目松本幸四郎との縁で、決して得意とは言えない文化面での勉強も兼ねて毎月歌舞伎鑑賞に出かけ、帰りに楽屋で感想を述べている。その繋がりから後援会の会長を頼まれて引き受け、テレビ出演にも引っ張り出され、現在に至り、昭和医療技術専門学校40周年記念の式典では松本幸四郎から祝詞と踊り、トークショーの時間を頂いた。

現在、これまでの数多くの経験と、得意などうでもいいたくさんの雑学、そしてご縁をいただいた人達との貴重な繋がりから、ボーダーレスな叡智を学ぶ場としての山藤塾という私塾、コミュニティーを楽しんで開催している。

 

以上 書籍のプロフィール欄、学会講演紹介プロフィールより抜粋・一部修正

    著書一覧

    社会人になるということ~令和版~

    社会人になるということ~令和版~

    2013年に発売され、各書店にてランキング1位にもなりました「社会人になるということ」の令和版としての書き下ろしとなります。令和に入り、コロナ禍も経て、働き方、生き方も大きく変わろうとしています。そのような社会情勢の変化の中、山藤が学校長として昭和医療技術専門学校で教えている社会人としての「あり方」を全く新しい切り口から講義形式で伝えている本になります。この混迷の時代を生きる一つの指針として若い方のみならず、社会で活躍する多くの人に手に取っていただきたい1冊となっています。

    森のような経営

    森のような経営

    プロコーチとしてコーチングの日本の第一人者でもあり、また森のリトリートというプログラムの創始者でもある、山田博さんが、本法人の経営、また学校教育などに触れて感銘を受け、ぜひ対談の上で書籍化を進めたいということでワニプラス社から発刊されることになったものです。学校教育に携わる人や組織マネージメント、また自然との関わりに興味がある方などにも、役立つ一冊となっております。

    医療人の悩みQ&A 働き方の処方箋 -人生を肯定的に生きる-

    医療人の悩みQ&A 働き方の処方箋 -人生を肯定的に生きる-

    2020年4月~2021年3月まで、1年に渡って雑誌「Medical Technology」にて掲載されていた山藤校長の連載が、読者からの反響が大きく、好評につき、2021年4月、出版社の意向で書籍化されました。学生の立場から新人臨床検査技師、また組織のマネジメントリーダーまで、幅広い方を対象にした、働き方、生き方の指南書となっています。ぜひ臨床検査技師に限らず多くの人に手に取って読んでいただきたい1冊です。

    社会人になるということ

    社会人になるということ

    山藤校長は、経営者にして医療人、そして教育者でもあり、なでしこジャパン北京オリンピック時にもチームドクターとして帯同しました。その豊富な経験を活かした多角的な視点で、社会人として必要な素養を解説しています。世界一を目指す女子サッカー選手にも、社会人にも共通する自分のフィールドで成長し続けるために必要なことを、学生にもわかりやすい内容で紹介しております。